ご挨拶
所長 弁理士 加藤 朝道
新型コロナウイルスは世界で2千万人以上の感染者と76万人以上の死者(2020年8月15日現在)の猛威を振っています。巨大台風、豪雨など温暖化の影響は、世界に及んでおります。東日本大震災と原発を巡るエネルギー問題も、再生可能エネルギーの利用を含め、長期的展望の下に解決策が求められております。
近年、ノーベル賞受賞が我が国から続出し、我が国の科学技術研究の成果が国際的に評価されるようになりました。その一方で競争力を失い、市場からの撤退を強いられる分野も多く出ております。
地球温暖化にも対処しつつ我が国の産業が21世紀に持続的に発展するには、どうすべきか、大きな課題となっております。
急激な中国の経済的-軍事的拡大により米中の対立は、経済問題を越え、軍事的安全をも巡り激化の一途にあります。これに対応して、我が国の産業構造と各企業の活動には戦略的視点からの見直しが迫られております。
次世代通信やバイオ技術などの先端技術分野での競争は、まさに「知」をもって、「知」を制する戦いの様相を示しております。「知」こそ21世紀の世界経済での生き残りの唯一の武器です。
弁理士は、今や、知的創造サイクルの全面的な展開の各フェーズに積極的に関与することが求められております。
「知」が国境を超えて瞬時に伝播する時代にあっては、特許事務所のサービスも、同様な世界性を担保する必要があります。
そのため、弊所は、我々の有する「知」即ち情報と問題意識を、皆様と共有推進することを念願いたします。
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